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それは本当に狂気だったのか? 村山由佳『二人キリ』感想

村山由佳『二人キリ』を読みました。阿部定事件を背景に描かれる、静かで激しい愛のかたち。愛することの本質を、そっと問いかける一冊です。
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スカイ・クロラシリーズをほんの少し考察する

『スカイ・クロラ』というシリーズ小説が好きです。もともと、小説は幅広く読むんですが、森博嗣作品は『スカイ・クロラ』シリーズと『S&M』シリーズ(『すべてがFになる』からのシリーズ)が特に好きで、年に1回はどちらも通しで読んでいます。『スカイ...
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最近の読了まとめ

※前ブログ「Departure’s borderline」からの転記です。3か月放置してました。びっくり。夏がもうほぼほぼ終わっちゃって、元夏女としては悲しいところ。私はといいますと、本業のほうは転勤休みをいただきまして、5年ぶりくらいのニ...
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音の繊細さと美しさを改めて想う 小説・映画『羊と鋼の森』感想

※前ブログ「Departure’s borderline」からの転記です。1歳半からソルフェージュとピアノを習っていました。物心ついた頃から家には母の使っていたアップライトピアノがあり、それはやがて自分のためのグランドピアノに変わりました。...
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少年が青年に成長し、壮年を迎えるお話 -小説『爽年』感想

※前ブログ「Departure’s borderline」からの転記です。今年の桜は特に早かったですね。気づいたら葉桜でした。日本人は本当に桜が好きだと思う。気象情報で毎日のように開花予想を眺め、三分咲きにでもなろうものなら、お酒を片手に気...
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女に振り回される男の類- 小説『水を抱く』読了メモ

※前ブログ「Departure’s borderline」からの転記です。『娼年』シリーズに出会って以来、石田衣良先生の恋愛小説ファンです。少し浮世離れした、世界を達観する男性。何かとコンプレックスを抱く女性。生々しい性描写。描かれる繊細な...
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奇数多角関係はどうしても犠牲が出る- 小説『Just Because!』感想

※前ブログ「Departure’s borderline」からの転記です。アニメ化されてから、タイトルだけは知っていた『Just Because!』をやっと読み終えました。やっとと言っても読み始めたのは今日なので、実質3時間くらいで読み終え...
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春は桜色、姫は純白。~小説『キャロリング』を読んで

※前ブログ「Departure’s borderline」からの転記です。クリスマスは過ぎたけど、というよりもう2月だけれど。有川浩先生の『キャロリング』を読みました。キャロリング (幻冬舎文庫) 有川 浩 有川浩先生の作品は、大きく分ける...
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ちょっと前だけど『広辞苑第七版』が出た…小説『舟を編む』読み直し感想

※前ブログ「Departure’s borderline」からの転記です。2018年1月12日に、実に十年ぶりとなる『広辞苑』の改定版、第七版が出ました。物書きを生業としている端くれである以上、辞書は生活に欠かせないものです。今は、スマホが...
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